一日中お天気が悪く、夜になってからは激しく降る雨とともに大きな雷鳴まで長い時間轟きましたが、お昼過ぎには一時雨もやんだので、満開になったサクラを見がてら海辺まで車を走らせました。一面に厚い雲に覆われた空だったため、初めからいい写真を撮ることはできないだろうと考えていましたが、波打ち際を歩いていると4羽のツバメが激しく鳴きながら海の上を縦横に飛び回り、ときどき海面に尾羽の先をつけていたので、カメラのスイッチを入れてレンズを向けてみました。この時期には、巣作りをするために波打ち際へ降りて巣の材料になる泥や海藻の端を拾っている姿はときどき見ることがありますが、海上でわざわざ尾羽を濡らしているのは何のためかよくわかりません。4羽は、長い時間海の上を飛び交いながら同じことを繰り返していました。写真はそのうちの2羽です。

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