海辺の階段状になった堤防に腰を下ろして、穏やかに寄せる波の音を聞きながら野鳥がやってくるのを待っていると、２０ｍほど離れたところへイソヒヨドリの雌がやって来てしきりコンクリートの割れ目をつつき始めました。何か餌になるものでも見つけたのかと思いながらその様子を見ていたところ、何か硬そうなものをつまみ出し、足元に置いて何度も口の中へ入れては吐き出していました。一体何を見つけたのだろうと興味を持ちながら望遠レンズを向けると、ちょうど向こうから散歩をする人がやってきたためイソヒヨドリは驚き、見つけたものを大急ぎで咥えると私の目の前を横切って飛んでいってしまいました。写真で見ると石のようなものでしたが、何であったのか知りたいところです。
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