この十数年私の冬の恒例行事になっている、京都宝ヶ池での野鳥撮影に行ってきました。昨日たくさん降った雪で、周囲の北山や比叡山はまだ雪化粧をした姿を見せ、園内でも日陰ではあちこちに雪が残っていました。ここでの野鳥撮影はオシドリがすぐ近くまでやってくることから始めたのですが、当初は30羽ほど見られたオシドリが年を追うごとに少なくなり、昨年は1羽も確認することができなかったのに続き、今年も全く出会うことはできませんでした。さらに今日はほかの野鳥の姿も少なく、オシドリの他にいつも出会うことを期待しているエナガの姿も確認できず、林の中で見ることができた野鳥はシジュウカラやヤマガラだけという寂しさでした。写真は、雑木林の中で出会ったヤマガラです。この様子では、これからもオシドリを見ることは難しいかもしれません。

自然観察ランキング