日足は伸びてきたとはいえ、寒さはまだ厳しく各地で雪を警戒することを呼びかける警報が出されているのに、フィールドの中では日当たりのよい小川のほとりでアブラナの花が満開になりました。先月下旬から蕾が黄色くなってきたことに気がついてはいましたが、3日前には雪が積もり、風もまだ身を切るような冷たさなので開花はまだだろうと考えながら野鳥撮影をした後で立ち寄って見ると、予想に反し全ての株が開花して、鮮やかな花の黄色と葉の黄緑色が川沿いに連なっていました。近くではシキザクラの花が咲き、ウメの花もチラホラと綻び始めて、厳しい寒さの中にも春の気配が感じられるようになってきました。

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