肌を刺す冷たい風が水面を吹き抜けていく池で、ミコアイサの群れが元気に餌を探して潜水を繰り返しながら移動していました。ミコアイサは、10年近く前にこの辺りの池で初めて飛来を確認して以来、その年により個体数の増減はあるものの毎年やって来るようになり、飛来する池もいくつかにわたるようになりました。亡くなったララやハンナと公園を散歩をしている途中で初めて見つけたときには、真っ白な姿に感激して懇意にしているバードウオッチャーにも飛来を教え、以後は毎年冬になると散歩のたびにその姿を探したものですが、最近ではいくつかの池でいつも見られるようになったため、以前ほど真剣に探すことはしなくなりました。それでも水面に映える白い姿はきれいなので、機会があるとこうして撮影しています。

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