今日は、昨日ほどの寒さではありませんが、それでも長い時間外にいると、指先や耳の感覚がなくなるような冷たさで、ときおり小雪もちらついています。流れる雪雲が切れると顔を出す遠くの山々は、真っ白に雪化粧をしています。冷たい北西風が吹き渡り、ときどきヒドリガモの笛の音のような鳴き声が遠くから響いてくる海岸には人影はないどころか飛ぶ鳥の影も見えず、海に突き出た防波堤の先に２羽のカワウと１羽のウミネコが羽を休めて小雪のちらつく海を眺めているだけでした。ほかに撮影するものもないのでこの３羽に望遠レンズを向けていると、等間隔に並んだ３羽は、寒いねえ、といっているような様子で、ときどき顔を見つめ合っていました。
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