2025年02月02日

ハゼの実が豊作だ

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秋に実った柔らかく甘い木の実は、ほとんどが落ちたり野鳥たちに食べられてしまいました。12月中頃まで残っていた野末や雑木林の中のカキの実も見られなくなり、甘い実が大好物のメジロやヒヨドリも、ナンキンハゼやハゼなどの堅い実や、草の実が食事の中心になる季節になってきました。幸い、今シーズンはハゼの実が豊作で、フィールドの中のどこへ行っても、ハゼの木は大きな房になった実をたわわに下げています。一昨日もそんな実を垂らすハゼの木の下で野鳥を待っていたところ、メジロが数羽やってきて大きな房につかまり、選り取りみどりといった様子で一粒ずつ実をついばんでは呑み込んでいました。これからしばらくの間、春になって花の蜜を吸うことができるようになるまでは、こんな堅い実がメジロたちの主食になります。

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posted by goro at 23:53| Comment(0) | 写真日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スズガモが1羽

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5羽のハジロカイツブリが潜水を繰り返して魚を獲っている様子を見ていたところ、1羽のスズガモが5羽の群れの中に入って来て波に揺られていましたが、そのうち何度も大きく羽ばたいて水浴びを始めました。ハジロカイツブリたちはお腹が膨れたらしく潜水をやめ、羽繕いをしたり頭を後ろへ回し羽毛に埋めて休憩し始めたばかりでしたが、スズガモがすぐ近くで羽ばたき、羽音を立てたり水をはね上げても全く気にする様子も見せず休んでいました。それにしても、今シーズンはこのあたりに飛来したスズガモの数が極端に少なく、いくつかのフィールドを回って見てもほとんど姿を見ることができません。たくさん飛来するときにはこの写真を撮った水域には数百羽の群れを見ることができ、ヒドリガモの群れとともに水面を覆うように浮かんでいるのですが、現在までのところこの1羽だけです。近年、カモの仲間の飛来数の変動が非常に大きいように感じます。

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ラベル:野鳥 自然
posted by goro at 21:32| Comment(0) | 写真日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする